当院ではインフルエンザ高感度迅速検査装置「IMMUNO AG1」を導入しています
■ IMMUNO-AG1の特長
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・発症初期からインフルエンザ感染の判定が可能
時間が経つのを待ってからの受診や、翌日再検査の必要がありません
・検査の方法、費用は従来と同じ
咽頭・鼻腔を綿棒で拭った後、最長15分で効果判定
インフルエンザウイルスはそのウイルスの増殖スピードの速さがひとつの特徴で、24時間で1個のウイルスが100万個に急増すると言われています。
このウイルス増殖は発症後おおむね48時間以内に終息するため、ウイルス増殖を抑える抗インフルエンザ薬は48時間以内に内服することが重要です。
しかし現在、多くの病院で使用しているインフルエンザ簡易検査キットは、発症してから12時間ほど経過して体内のウイルスが増殖した後でないと正確な判定ができないため、発症初期に病院を受診しても結果陰性で翌日再検査を必要としたり、投薬開始が遅れるという状況が多々ありました。
当院で導入している高感度インフルエンザ迅速検査装置「富士ドライケム IMMUNO AG1」では、簡易検査キットより早い発症初期の段階でインフルエンザの感染が判定できます(発症後3~4時間後以降可能ですが、2時間程度でも判定できる場合もあります)。
検査は従来通り鼻腔や咽頭を綿棒で拭う方法で、検査にかかる値段も通常の検査料と同じです。
3分半~最長15分で効果判定となります。
早期判定が可能であれば検査陰性で翌日再受診の手間を省くことができるのに加えより早く、症状が軽いうちに治療を行うことが可能となります。その結果回復が早くなり、重症化の予防に役立ちます。また周囲への感染拡大を防ぐという観点でも有効です。
インフルエンザ流行シーズンは、インフルエンザ予防接種、手洗い・うがい・マスクなどの予防に心がけ、インフルエンザが疑われる場合(高熱、倦怠感などの強い症状)にはIMMNO-AGで早期診断を受けられることをお勧めします。