JR玉造駅から徒歩約1分。大阪市東成区の「たまつくりクリニック」です。日曜診療も行っております。内科・皮膚科の専門医師(女性医師)による2診体制。内科は循環器内科として生活習慣病、心疾患を専門に総合診療にも力を入れ、皮膚科は一般・アレルギー・漢方・美容と幅広く取り組みます。

ピル

ピルの現状

ピル

避妊方法としてのピル(特に低用量ピル)は、世界各国で広く利用されていますが、その利用率は国によって大きく異なります。
たとえば、一部の欧米諸国では30%を超える高い普及率を示しているのに対し、日本ではまだ数%と比較的低いレベルに留まっています。この背景には、ピルに対する認知の度合いや文化的、社会的要因が影響していると考えられます。

日本においてピルが十分に普及していない主な理由の一つとして、その利点や正しい使用方法に関する情報が充分に伝わっていないことが挙げられます。低用量ピルは避妊だけでなく、女性の健康管理にも様々なメリットをもたらしますが、同時に注意すべき点も存在します。

目次

低用量ピルとは

低用量ピルは、避妊と女性の健康管理に役立つ医薬品で、黄体ホルモン(プロゲステロン)と卵胞ホルモン(エストロゲン)を組み合わせた錠剤です。これらのホルモンにより、卵巣を休ませた状態にし、排卵を起こさないようにし、子宮内膜を厚くさせずに着床しにくい状態にします。そして避妊効果を99%以上実現してます。さらに生理痛や月経前症候群(PMS)などの症状緩和にも寄与します。

◎28日間の服用サイクルを持つタイプ

28日間の服用サイクルを持つタイプでは、21日間は有効成分が含まれた錠剤(実薬)を服用し、残りの7日間は成分の含まれていないプラセボ錠を服用します。このプラセボ期間中に生理が起こります。プラセボ錠の主な目的は、日々の服用習慣を維持させ、飲み忘れを防ぐことにあります。一方、21日間のみ実薬を服用し、続く7日間は薬を服用しない休薬期間を設けるタイプもあります。

◎「一相性」と「三相性」タイプ

低用量ピルには「一相性」と「三相性」という二つのタイプが存在します。
一相性ピルでは、サイクルを通じてホルモンの量が一定です。これに対して、三相性ピルでは、生理周期に似せてホルモン量が段階的に変化します。一相性ピルは特に肌の状態改善に効果があるとされ、三相性ピルは体がホルモンの変化に慣れやすいと考えられています。どちらのタイプも、避妊効果や生理痛、PMSの緩和において同等の効果が期待できます。

また、低用量ピルを用いることで生理のタイミングを調整することが可能です。これは、旅行や特別なイベントを控えている場合などに有用です。特に一相性ピルは、このような目的に推奨されることがあります。

ピルの初期段階で不正出血や吐き気、頭痛などの副作用が現れることがありますが、これらの症状は多くの場合、数ヶ月間の服用により軽減されます。

ピルの主な利点

避妊
正しく服用することで、99%以上の高い避妊効果を期待できます。
生理日の調整
服用する日を変更することで、重要な日に生理が来ないように計画できます。
月経困難症の緩和
生理痛や過多月経が軽減され、貧血の予防にも繋がります。
月経前症候群(PMS)の症状緩和
女性ホルモンのバランスを整えることで、PMSによる心身の不調(生理前のイライラや落ち込み、倦怠感)を和らげることができます。
月経不順の改善
月経周期を規則正しくすることが可能です。
子宮内膜症の管理
子宮内膜の異常な増殖を抑制し、症状の進行を遅らせることができます。
がんリスクの軽減
長期間の服用により、卵巣がん、子宮体癌、大腸がんの発症リスクが低下する可能性があります。

注意が必要な点

血栓症のリスク
血栓症がピルの最大のリスクとなります。ピルの服用は血栓症のリスクを少し高める可能性がありますが、妊娠中や分娩後に比べれば相対的に低いリスクです。
タバコとの相互作用
喫煙は血栓症のリスクを高め、特に35歳以上で1日に15本以上タバコを吸う人ではピルの服用は推奨されません。
片頭痛
片頭痛がある場合、特に前兆が伴う場合は、前兆のない場合に比べて脳梗塞(血栓性脳卒中)が多いと報告されてます。そのため前兆のある片頭痛では低用量ピルが禁忌となります。
肥満
肥満は血栓症のリスクを高めるため、体重管理と適度な運動が推奨されます。

ピルの副作用(血栓症以外)

◎一般的な副作用

悪心や嘔吐、めまい、ふらつき、頭痛や偏頭痛、にきびが報告されています。他にも浮腫や体重増加の経験をする方もいます。これらは、多くの場合は一時的です。
使用開始後の初期段階で不正出血が見られることがありますが、これは通常、服用を続けることで改善します。

ピルが飲めない方(禁忌)

  • 50歳以上または閉経している人
  • 35歳以上で1日15本以上たばこを吸っている人
  • 前兆のある片頭痛がある人
  • 血栓症の既往がある人
  • 家族に血栓症の人がいて遺伝的に血栓が起きやすい体質の人
  • 過去に肺梗塞・脳梗塞・心筋梗塞など血栓症を起こしたことがある人
  • コントロールできていない高血圧・糖尿病・高脂血症がある人
  • 乳がんにかかってる人
  • 重度の肝障害のある人
  • 妊娠中や授乳中の人
  • 手術前後

その他の疾患により処方できない場合もあります。

必要な検査

医療チェックアップ

低用量ピルを安全に使用するためには、定期的な医療チェックアップが必要です。
具体的には、血栓症のリスク評価のために定期的な採血検査や問診です。また、子宮頸がん、乳がんのリスクを高める可能性があるため、子宮頸がんおよび乳がんのスクリーニングの検査です。これらの検査は、ピルの使用に伴うリスクを早期に特定し、適切に管理するために重要です。

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